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CREATIVE KING >  ばかうけ開発企画

ばかうけ開発企画

7月9日に無事発売された『ばかうけ 男の黒カレー味』だが、一カ月が経ち、なかなか好調な売れ行きとなっているようだ。

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クリキン部隊一同、ホッと一安心するとともに、購入してくれたすべての方たちに改めて御礼を言いたい。



買ってくれてありがとう!!

こちらの思惑通り「辛い! けど、なんか止まんない!」という感想を聞くことも多く、しめしめ(?)だ。

そして不思議なことに、試作品から数え切れないほどのばかうけを食べてきた我々なのだが、未だにコンビニでみかけると、ついつい買ってしまうのだ。しかも決まって二袋。

なぜかというと、一袋は「やっぱ辛れぇーー」といいながらも一気に食べてしまうため、じっくり味わうためには二袋必要なのだ。

ほら、レシートも「×2」表示




思えば、栗山米菓さんの突然の訪問がきっかけでプロジェクトがスタートして約1年。

味に関しては、ほとんど読者の意見のみで決めてしまったという冒険もしたが、その甲斐があった製品を作れたと思っているし、みんなが美味しく食べてくれているのであれば、それが我々にとっては何よりのご褒美だ(栗山米菓さんは売り上げがご褒美にもなるが)。

そして開発に際して的確なアドバイスをくれたカレー番長のみなさん、突如現場に乗り込んで半ば強引に試食してもらった著名人の方々、開発に携わったすべての方たちに対しても感謝以外の言葉が見つからない。






クリキン制作第一弾として進めてきた『ばかうけ 男の黒カレー味』だが、ひとまず「男のせんべい」プロジェクトはここで終了とし、次なるプロジェクトへ向けて動き出したいと思う。

ただ、『ばかうけ 男の黒カレー味』は、夏が終わるまで絶賛発売中なので、コンビニで見かけたら、是非一度食してほしい。

夏の思い出とともに『ばかうけ 男の黒カレー味』の辛さを恋しく思ってくれれば、これ幸いってやつだ!

 

7月9日までもうすぐに迫った『ばかうけ 男の黒カレー味』。
その発売店が正式に決まったのでお知らせしよう。

取り扱いコンビニエンスストアは、

・ローソン
・ファミリーマート
・サークルKサンクス
・ミニストップ
・デイリーヤマザキ
・am/pm
・スリーエフ
・ポプラ
・セーブオン
・新鮮組

の計10社だ。

店舗については、一部取り扱っていない店舗が出てくるものの、
基本的には全国発売なので、7月9日になったら、
ご近所さんのコンビニで是非チェックしてみてほしい。

 

発売日も7月9日に決定した『ばかうけ 男の黒カレー味』だが、
発売に向けて本格生産が開始されたので、
今回はその工場ラインの模様を写真で順に追いながら報告しよう。
ちょっとした工場見学みたいなものかな。


1:焼き上げ
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次々と焼き上がってくるおせんべいたち。この段階では、味付けはまだだが、こんがりキツネ色にすでに食欲をそそられてしまうぞ。


2:味付け
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「ばかうけ男の黒カレー味」の要ともいえるの味付け。ドラと呼ばれる釜の中でおせんべいをぐるぐる回しながら味付けのパウダーを満遍なく振りかけていくのだ。

3:第一段階完成!
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味付けされた「ばかうけ男の黒カレー味」の完成!

4:仕分け
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ここからは包装作業になっていくぞ。熟練の手さばきでベストな商品だけを選り分け、焼き上がったばかうけを2枚組に個包装していくのだ。その手さばきの速いこと!

5:包装 1
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個包装されたばかうけは、次なる段階へと、トレーに乗って運ばれていく。完成までもう一歩といったところだ。ちなみに、写真上部に見えるのは同じく夏限定で発売される「ばかうけ本わさび味」。

6:包装 2
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ズラッと並ぶばかうけ男の黒カレー。いよいよパッケージに包まれる時がやってきたぞ。

7:パッケージ
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これがパッケージ。印刷所でロール状になって印刷されていくのだ。

8:完成!
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次々とトレーから送り出されてくる完成した商品。あとは箱詰めされて、全国へと旅立っていくのだ。


そして、これが店頭にならぶことになる完成品!!
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商談もほぼまとまり、主要コンビニには並ぶことが決まっているので発売までもう少しだけ待っていてくれ。

クリキン部隊としては、味はもちろんのこと、陳列されたときのパッケージのインパクト感にもこだわっているので、そんな部分も楽しみにしていてほしい。

それでは、また次回の報告を待っていてくれ。

 

4月29日に行われたコラボイベントも無事に終了し、
ホッと一息ついていたクリキン部隊のもとに、
栗山米菓さんからある一報が届いた。

「発売日が決まりました」

おぉっと、ついに発売日が決定だーーー!

気になるその日付は、


7月9日(月)!!


梅雨明けから夏本番を迎え、カレーの季節ど真ん中!
(ということにしておいてくれ)
これ以上ないグッドタイミングだと思うがいかがだろう?

サークルの夏合宿やキャンプはもちろんのこと、お酒のつまみにも、一人で食べても大勢で食べても気分を盛り上げてくれること間違いなしだぞ。

蒸し暑い夏の夜、キンキンに冷やしたビールをグビッと飲みながら「男のばかうけ」を食べる……想像しただけでヨダレが出てしまいそうになるのはクリキン部隊だけじゃないはずだ!

コンビニを中心に全国で発売していく予定なので、あと2カ月を楽しみに待っていてくれ!

 

去る4月29日に行われたTFMプラス×栗山米菓×KINGによるばかうけお披露目イベント『まりもみゅーじっく』だが、
おかげさまで盛況のうちに終了することができた。改めて御礼を言おう。ありがとう!!
当日は、GWに入っていたこともあって、大勢の人たちに公開録画を見てもらうことができたぞ。


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番組のMC役でもある謎の関西弁パペット“ダルミィ”と
中里真美、加藤理恵、渋谷桃子、加藤みづきの4人からなるキュートな女子ユニット“まりもみ”に
カレー番長のリーダーとSHINGO/3LDKの二人が絡み、観覧する人そっちのけで和気あいあいと進んでいった。

ちなみに“まりもみ”というユニット名は、それぞれの名前の最初の文字を取ってつけられている。
最年少はなんと15歳!! ミスマガジンに輝いているメンバーもいるなど、今から要チェックな存在だ。


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この模様はTFMプラスのインターネット放送で無料視聴ができるぞ。
Windows Media Playerと300Kbpsくらいのインターネット回線速度があると
サクサク見られるようで、約40分ほどの番組になっているのでモノは試しで見てほしい。

『まりもみゅーじっく』はコチラから


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メインであるばかうけカレー味のお披露目では、
まりもみのりえちゃん自らがブースの外へ出て観客へ手渡ししてくれるサービスも。
食べたお客さんは、一様に「辛い」と言っていたが、
そこはこちらの狙い通り。その辛さがきっとクセになるはず。


そして放送を見てもらうと「んっ?」と思う方もいるかもしれないが、
当日は、カレー味ばかうけのパッケージ(ほぼ決定)も公開しちゃったのだ! それがこれだ!


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栗山米菓さんもビックリした今までにないパッケージに仕上がっていて、
これが店頭に並ぶと目立つこと間違いなしと思うがいかがだろう?

味も決まり、パッケージもほぼ決まり、気になるのは発売日だが、
こちらもうもうすぐお知らせできると思うので、次の報告を待っていてくれ! 世露死苦!

 

前回の報告で少しだけ書かせてもらった「とある計画」。
我々は謎の(?)ビジネスマンたちと打ち合わせを重ね、この計画を実行することにした。

その計画とは、最終段階に入りつつある、『カレー味ばかうけ』にからめ、このたび、TOKYO FM+さんとタッグを組み、ブロードバンド番組を放送することとなったのだ!

番組名は『まりもみゅーじっく』今、注目のガールズユニット「まりもみ」としゃべるダルマの「ダルミィ」が軽快なトークを繰り広げるぞ。
公開録画の日時は4月29日 17時00分から東京・渋谷のスペイン坂スタジオにて!


当日は開発に多大な協力をしてくれた東京カレー番長が登場予定。『カレー味ばかうけ』はもちろん、料理からお菓子、果ては昨今のグラビアアイドル論まで(!?)、ありとあらゆるトークを行う予定だ(実のところ、台本がないので、どうなるのか予想が立てられなかったり)。

そしてスペイン坂スタジオでイベントを行う最終目的、それは、この放送中に『カレー味ばかうけ』のお披露目を敢行することにある!

今まさにこの瞬間も栗山米菓の工場ラインが動いており、当日、約5000個の『カレー味ばかうけ』を試食のために用意する準備を進めているぞ。

これまでテキストでしか伝えることができなかった『カレー味ばかうけ』をこの機会に是非とも味わって欲しい。

GWの4月29日に東京にいる人は、渋谷スペイン坂スタジオへGO!

※先週の段階で告知させて頂きました内容に、訂正点がありました。
番組名
×『Over The Radio』→○『まりもみゅーじっく』

開始時間
×17時30分から開始→○17時から開始
となります。
お詫びするとともに、ここに訂正させて頂きます。

 

試作品の制作から徐々に完成形が見えつつある『カレー味ばかうけ』。

ある日、別議案の打ち合わせを行っていた席上に栗山米菓さんが、ばかうけの入った小袋を机の上に並べ始めた。

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聞けば試作品Ver 2.0の試食感想(ビート・クルセイダースのヒダカトオル氏やカレー番長たちに食べてもらったやつ)をもとに、さらなる改良を加えたVer 3.0を作ったのだという。

そんなお願いなんてひとつもしてないのに……本当に情熱のある人たちだ。


ざっくりとした味わいを書いておくと、
ひとつは、とにかく辛さを追求したもので、辛さが2倍、3倍の2パターン(A)。
もうひとつは、肉の旨味成分を足したもので、辛さは2倍、3倍、4倍の3パターン(B)。

両者で辛さレベルに違いがあるのは、Bはコクを足したぶんマイルドになっているため、4倍まで辛さを上げることができるのだが、Aは2倍でもかなり辛いため。

ハッキリ言って、朝からAの辛さはかなり効いたぞ。
Aの4倍だと「カレー」という国民的食べ物なのに、食べる人を限定しかねない(「男のための」とある時点で限定してんじゃん、というツッコミはなしで)。


そんな試作品Ver 3.0をもって、我々クリキン部隊はとある計画を推し進めることとなった。


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この人たちがそのお相手。

詳細は近々報告させてもらうことができると思うので乞うご期待!

 

本誌3月号と4月号にて掲載した、つぶやきシロー in 栗山米菓。本誌にもある通り、新潟工場の視察だけでなく、試作品の試食もしてもらっていたので、その報告をしておこう。


工場視察を終えて、応接室で試食を待っているつぶやきさんだったが、おもむろに発した言葉は、
「お菓子のカレー味ってなんか邪道じゃない? カレーうどんもあんまりねぇ。むりやりカレーにしなくてもって思っちゃうんだよね」

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初っぱなからボヤキですか。まぁまぁ、実際に食べてみてからにしてくださいよ。

A1
「おお、A1は作ったカレー味だね。昔カレーガムってのがあったんだけど、それに近い匂いかもね。味は…これしょっぺぇんじゃねぇかな。これだと“ばかうけ”じゃない気がするな。ただのカレー煎餅って感じ。つか、これ辛っれーなー。本当に汗出るよこれ。んー、いいんだけど、これだとカレー煎餅になっちゃうんだよな」

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A2
「A2も匂いがすごいねぇ。鼻がバカになっちゃうよ。ああこれはリアルだな。うん? 少し生地がふっくらしてる感じだぞ。うーん、俺はA2の方が好きだな」

ボヤキ節連発ながらも、いちおうの感想を得られてホッとしたのも束の間、さらなるボヤキが炸裂する。

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「でも、ばかうけカレー味は発売中止だな。やっぱりカレーってさ何をやっても“カレー”になっちゃうんだよね。今までのフリを台無しにしちゃうでしょ。だってカレー煎餅だもん。ばかうけの良さが出てない気がするんだよなー」

あなた、ここがどこだかわかってますか?
目の前にいる人たちが誰だかわかってますか?
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と冷や汗を流すクリキン部隊をよそに、展示されていた新製品のばかうけ梅味ときな粉味を欲しがる始末。

そんなつぶやきシローに、イヤな顔ひとつせず、新製品ばかうけを用意する栗山米菓の方たち。なんていい人たちなんだ! これぞ“美味しいものを作りたい”という情熱のなせるワザだ!

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「あぁ、笑っちゃうくらいきな粉だね。でもこれは“ばかうけ”だよ。あぁウマイ! 梅も間違いなく“ばかうけ”だね。でもやっぱりカレー味だとカレー味が勝りすぎててばかうけじゃなくなってるんだよね。例えばさ、カレーチーズ味ってあるじゃん。ああいう感じにすればいい気もするんだよね」

またしても冷や汗が滴り落ちるクリキン部隊ではあったが、ここで不意に気がついた。
あの、もしかして、『キングばかうけ』は女の子ターゲットだと思ってる?

「えぇ!! 違うの!? なんだそうだったのかー!」

……つぶやきさん、KINGが男のための雑誌って理解してますか?

「だったら、発売するなら、辛さがよく出てるA1だね。これなら酒のつまみにもできそうだし。“男の”っていうキーワードにも合ってると思うね。たとえば、オプションでスパイスをつけて、好みに応じて辛さを変えられるようにするとかね。つかカレー粉そのまんま入れちゃえばいいなじゃないの? あと大事なのが食べ方ね。男なら断然“2枚食い”の男食い、大人食い! こぼしたって気にすんな! って感じだね」

果たして、芸なのか素なのかよくわらないまま、振り回されてしまったクリキン部隊であった。

 

手元に届いた試作品第二弾の評価を聞いて回るべく、
僕らはKING3月号の取材へ半ば強制的に同行。
しかし、突然のお願いにも気軽にOKをしてくれた。さすがはKINGなアニキたちだ。
今回は、サクッと食べてもらった感想をお送りしよう。

ビート・クルセイダース ヒダカトオル

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ひだかとおる
ビート・クルセイダースのVo.&Gt。ASPARAGUSとのスプリットミニアルバム『NIGHT ON THE PLANET』が好評発売中。また1月から「オールナイトニッポン」(月・25時?OA)のレギュラーを担当!

A1の感想 「ん? うまい! よく売ってるカレーせんべいの辛い版みたい。この辛さはカレーの中でもチキンカレーに近いような気がするな」
A2の感想 「んー、うまい! A1と香辛料が少し違うなこれ。ココナッツぽいというか」


ヒダカトオル的結論
「オイシイのはA2かな。これなら女の子も食べられると思うね。ただしKINGのDTたちならA1でしょう。DTだったら辛さのみ追求してるA1を食べてほしいね」




垣根涼介

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かきねりょうすけ
勤務の傍ら書き上げた『午前三時のルースター』で第17回サントリーミステリー大賞と読者賞をダブル受賞。『ワイルドソウル』では第六回大藪春彦賞、第二十五回吉川英治文学新人賞、第五十七回日本推理作家協会賞を受賞。史上初の三冠受賞作家となる。最新作は『真夏の島に咲く花は』(講談社)で、今最も注目される気鋭の小説家。

A1の感想 「A2よりこっちの方が辛いかな」

A2の感想 「おいしいね」


垣根涼介的結論
「オレはA2が好きだね」




タケウチパンダ

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たけうちぱんだ
大阪から上京したてのお笑いピン芸人。住処は北千住で田中パンダ氏と同棲中。空手とエクササイズをドッキングさせた「カラササイズ」が持ちネタ。しかし、そろそろネタ切れ。他力本願でのブレイクを狙うべくX-KING内にて「タケウチパンダのかかってきなサイズ」に出演中。


A1の感想
「若干ピリリ感が続かないというか、しつこくない辛さですよね。これは体を動かした後に食べるとちょうどいい塩気な気がしますね」

A2の感想
「匂いからしてA1とは全然ちゃいますね。うーん、こちらの方がちょどいい辛さサイズ。こっちの方がスパイスが効いてるんですけど、ちょっと舌に絡みついてヒリヒリするかな。あと、少し酸っぱさも感じますね」


タケウチパンダ的結論
「僕はA1の方がよく食べる味な気がしますね。A2は今まで食べたことのない味かな。カレーハウスCoCo壱番屋でバイトをしている僕としては、実際売り出されたとしたら、A1かな。A1の方がまた食べたくなりそうやね。A2は一回食べたらもういいかな、という気がしますね」




東京カリー番長

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とうきょうかりーばんちょう
リーダー、おしょう、SHINGO/3LDK、水野仁輔の4人からなる、1999年結成の料理ユニット(今回、おしょうは遅刻で欠席)。東京都内、日本全国、屋内外、人数規模問わず、各イベントのテーマに合わせた料理と音楽を届けている。彼らにとって「カレーはコミュニケーションツール」。カレーを愛し、カレーで遊ぶことをモットーに活動を続けている。

A1の感想
リーダー「開けた瞬間の匂いがカールに似てるね」
SHINGO/3LDK「オレもそう思った。うまいねー。でもうまいんだけど、コレはすでにある味っぽいね」

リーダー「結構辛めじゃない?」
SHINGO/3LDK「確かに辛いね。スパイシー。お菓子としては辛い方じゃないかな」
水野仁輔「こんなもんじゃない? スナック菓子としては」

水野仁輔「これ食べると指につくじゃん。これを最後に舐めるのがいいんだよ」
リーダー「それわかるね。開けてからひたすら親指と人差し指だけで食べてさ、溜まったところをペロっていくのね(笑」
SHINGO/3LDK「オレはダメだなー。指先についたのって拭いちゃうタイプだから」

水野仁輔「このソースっぽさはどう?」
SHINGO/3LDK「懐かしい感じがするね。これね、『キャベツ太郎』っていうスナック菓子があるじゃん。あのソース感に似てるね」
リーダー「そうだそうだ。このソース感はあった方がいいね」

A2の感想 水野仁輔「あれ? あんまりカレー感がないな」
SHINGO/3LDK「薄いなー。オレは圧倒的にA1だな」
リーダー「これは煎餅だな。カレーっぽさがないね」
SHINGO/3LDK「従来売られてる『ばかうけ』の味が残ってるね」
リーダー「でも、『ばかうけ』という意味では、これでもいいのか」
水野仁輔「生地の回りに振りかけられてる素材自体はいいんだよね。量がもっと多ければいいのかな」

リーダー「スパイス感はあるんだけど、カレーっぽさはないんだよな」
SHINGO/3LDK「A1の方がわかりやすく“カレー”だな」
水野仁輔「でも、A2もだんだん好きになってきた(笑」
SHINGO/3LDK「オレは、そういうじわじわ感はなくていいんだよな。ファーストインパクトで美味いかどうか」

水野仁輔「でも、A2の方って何かしながら食べるのに向いてるような気がしない?」
リーダー「ああ、それはあるね」
SHINGO/3LDK「そういわれるとA2は一気に食べちゃいそうだけどA1は半分食べたら、『明日に残しとこ』って思うかもしれない」


カレー番長的結論 「味的にはA1の方がいいね。わかりやすい。『ばかうけ』っぽいのはA2なんだけど、印象が薄いかな。スパイス感は同じだとしても、A2はカレーっぽいと思えないスパイス感。
 例えばKING読者の若い人たちが食べるという前提で比較すると、A1は肉料理でA2は魚料理って感じ。若い人って肉料を毎日食べても平気でしょ。『毎日うまい肉食いたい』というのがA1で、『たまには焼き魚食っとくか』というのがA2なんじゃないかな」

 

前回、乱入してきたカレー番長・水野仁輔に細かく意見を言われた「カレー味ばかうけ」の試作品第二弾がとうとう出来上がったぞ!

今回届けられたのは2種類だ。

担当者の話では前回よりもスパイス量を増やして辛さを増しているほか、酸味を加えているなどの改良が加えられている。

そして今回は、味への影響も考慮にいれたのか、銀色の袋で光をシャットアウトした梱包にする力の入れよう。

果たしてどんな味がするのか……と試食の感想へ行きたいのだが、実は2月13日発売号に登場する著名人に食してもらっている! 詳細は来週金曜日にアップするので、あとちょっとだけ待っていてくれ!

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お皿に置かれたばかうけに伸びる手は誰だ? ちなみに右下に映っているのが今回の銀色包装だ。

 

「ちょっとちょっと、何してんのー!?」
 カレー味ばかうけの試作品打ち合わせルームに突然乱入してきた男は、なんと小誌で連載もしている東京カリー番長の「口だけ番長」こと水野仁輔!
「編集部に行ったら、君たちがカレー味のばかうけを作ろうとしてるって聞いてさ……っていうかカレーって言ったら俺たち“カレー部”でしょ! 勝手にやられてもこまるんだよね……ブツブツ」
 そう言うなり、読者からのご意見を一通り聞くと、席へ座って試作品を一つずつ吟味しだした。
「ふーむ、まずは匂いよし。食べ物において匂いは重要なファクターだからな……お次は味だ……」%E7%95%AA%E9%95%B7%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%83%E3%82%AF1.jpg
――10分経過
「全体的に食欲はそそられるね。ただ、従来のばかうけに比べてモロい。これじゃ堅さを望む読者は納得しないよ」
「AとBは酸味を足したほうがいいね。カレーの辛さって辛いスパイスだけじゃないんだ。味を調えるのにソースを加える人がいるでしょ? あれは酸味を加える意味もあるんだよ。ソース自体、いろいろなスパイスが使われているものだからね」
「それと表面の粉も多くした方が黒々していいね。この黒色はどうやって出したのかな?」
「香辛料系です」(開発担当者)
「なら、もっと多くするかわりに辛さを抑える調整をすると“黒いけど辛すぎない”ばかうけになるんじゃないかな」
 こ、細かい!! でも辛辣な言葉も多いけど、日々カレー研究に余念がない番長だけあって、具体的な解決策も提案してくれるあたり、さすが!!
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こうしてカレー番長の意見を聞いた僕らは、試作品 Ver2.0を作ることしたぞ。

 

前回、カレー味での開発を決定し、栗山米菓へお願いした試作品が完成したぞ!

今回作ってもらった試作品は3種類。開発担当さんからの説明では
「AとBのベースは同じ味ですが、Bはスパイスの量をAの1.5倍にして辛さを強くしています。Cはまったく別味でソース味に近くして、生地に野菜を練り込んであります。」
ということだ。

確かに食べてみると、Bは舌にくる刺激がかなり強く、Cは辛い味の駄菓子のような印象。


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写真ではわかりづらいかもしれないが、左端のAと中央のBとでは色の黒さも違っているのだ


「ばかうけ」なんだけど「ばかうけ」じゃない。
新しい男のせんべいにふさわしい形が見えたんじゃないか? と判断した僕らは、実際に読者のみなさんに食べてもらい投票してもらう、味の最終決定ステップへ移行することにした。


……と、思いきや、秘密の打ち合わせルームの扉を乱暴に開ける音が!
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そこに立っていたしかめっ面のコイツは誰だ!?

 

少し間が空いてしまったけど、ばかうけ味候補へたくさんのご意見ありがとう!
すべてのご意見をもとに会議を開いたぞ。
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「まず、tetzさんやおくたんさんをはじめとして、『堅めがいい』という意見が多いですね」
「味は…唐辛子、塩、ゴマ、ソースいろいろだなぁ。イチゴ味なんてのもありますよ」
「塩にしろソースにしろ、共通してるのは舌にくるパンチというか“辛さ”を求めてるってことですかね」
「KINGで言うところの“辛さ”ってなんだろう?」
「あっ、コイヘルペスさんからこんな投稿がありました」
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男の味といえば、なんといってもカレーでしょ! それも、インド系の凝ったやつじゃなくて、もっとベタなやつ。 スーパーで買ってきて家でつくるカレー。 某せんべい屋のカレーせんべいは、激ウマだけど、 あれを超えるカレーせんを、是非つくってほしいもんだ。 はかうけのカレー味だから、名前は「ばカレー」でどうさ。(コイヘルペス)
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「カレーか!」
「KINGらしいですね!」
ってことで、味付けはひとまず“カレー味”に決定だ!


カレー味で暫定決定した我々は、 さっそく開発メーカーである栗山米菓へ結果を報告。
「なるほど、カレー味ですか。いいですね」 と明るい声を聞かせてくれた。
なんでも以前にもカレー味のばかうけを作ったことがあるそうだ。

だが、そこはKING。その時と同じカレー味じゃ、せっかく意見をくれた読者も納得しない。
その点について尋ねてみると
「カレー味と一口にいっても、調合するスパイスによって味はまったく違います。頂戴したご意見をお預かりして、詳細を詰めてみます」
なんとも心強い言葉を頂くことができた。


さぁ、次は試作品の制作だ!

 

まずはみんなから男のせんべいについて意見を大募集します。
たとえば、「こんなせんべいは男らしい」「男だったら○○味!」といった意見、あるいは「自分の地元ではこんな味のせんべい」があるというローカルネタ、はたまた「俺はこんなときにせんべいを食う!」といったライフスタイル発信、なんでもOK!
みんなの意見が男のせんべいを作るのだ。

みんなの意見を募集して、このクリキンで討論。さらにじっさいに商品開発をし、応募者で試食会。そして商品化へ……。男の「ばかうけ」がコンビニの棚に並ぶのはみんなの情熱次第!ぜひぜひ意見を寄せて欲しい。みんなからの意見の締め切りは10月12日まで。おもしろい意見はどんどんアップしていくので世露死苦!

 

クリキンのウワサを聞き、はるばる新潟から熱い男たちがやってきた。

「男のせんべいを作りたいんです!」席に着くやいなやこう切り出したのは、栗山米菓の開発チーム。誰もが知っているせんべい「ばかうけ」に、男子マインドあふれる味を加えたいとのこと。男子復権を掲げるKINGだからこそのオーダー、しかと受け止めました!!!

そもそも「ばかうけ」とは?
「ばか」とは新潟の方言で「すごい」の意。ようはメチャメチャ受けるせんべいっつーことですな。詳しくはhttp://www.baka.ne.jp/home/から「初めての方のばかうけ講座」を見てくれ。

ということで……、クリキンの栄えある商品化第1弾は「男のせんべい」に決定!

 

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