加賀美 早紀のポエトリーディング

ポエトリーディングって?

いつもクール、というか冷めている、というか、常に“ツン”の加賀美早紀が夜な夜な創作している詩の数々。オフモードですっぴんの彼女が紡ぐ、萌え要素満載(!?)のプライベート劇場。

新着情報

03.26 .2008

Poem 024

目覚めと同時にきたメール
いつもこのタイミングに運命感じる
今日は君だけが乗る飛行機
五日間だけ違う国
無事帰ってくること祈って待ってる
帰ってきたら会う約束
不安な僕に心強いコトバ
忙しい君なりの精一杯の愛情

カウントダウンが始まる
同じ空の下生きてるのはわかるのに
違う国に行っているだけで寂しくなる
ナゼこんなにも苦しくなるの
君にとって僕は一番なはずなのに

今日は君の誕生日
数日だけの同世代過ぎ行く思い出
今だけ一人で待つ飛行機
五日間だけ違う国
無事帰ってくること祈って待ってる
帰ってきたら会う約束
もうすぐ叶う心踊るジカン
人混みをかきわけて急いで向かう空港

胸の鼓動が速くなる
同じ空の下生きてるのはわかるのに
違う国に行っているだけで寂しくなる
ナゼこんなにも苦しくなるの
君にとって僕は一番なはずなのに

03.19 .2008

Poem 023

綺麗な鳥
空を見上げた

虹色の羽を持ち
木枝に止まっていた

沢山の鳥が飛んで行く中
その鳥だけ飛ぼうとしない

瞳を閉じて
綺麗な羽はキラキラ輝く

遠い昔
お前は綺麗な羽を持っているから傷付けるなよ
と身体を縛られた

グルグルに巻かれた包帯

いつになってもほどかれる事は無く
そのまま骨は固まってしまった

開けなくなった羽
羽は羽では無くなった

青い空
羽ばたく鳥を見つめていた

目に溜まる涙
光で輝き
空を見上げる綺麗な鳥

03.05 .2008

Poem 022

出逢いや別れ
波のよう
すれ違い
傷つけ合い
身近なもの程
壊れていく
流した涙
いくつめだろう
幸せだった日々
一瞬で消えてしまう
引き止める事の出来ぬまま
また一人歩き出す
ぶつかり合い
想い合い
すれ違い
そのままで在り続く事
そのままで居続ける事
何が当たりなんだろう
出逢いや別れ
想い合う事で
すれ違い・・・
追い求める確かなものは
どう守ればいいんだろう

ただ一つだけわかっているのは
諦めない事
なんだと思う

プロフィール

加賀美 早紀(かがみ さき)

1985年2月26日生まれ。
千葉県出身。A型。女優・モデルとして活躍中の23歳。

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