東京大気汚染訴訟和解

8月8日に、東京大気汚染訴訟が和解されたことが正式に発表されました。
環境問題への意識が一歩前進したんじゃないかと思ったので、このブログで書かせていただきたいと思います☆

この東京大気汚染訴訟というのは、自動車の排気ガスで健康を損なったとして、
東京都内に在住、在勤の600人余りのぜんそく患者の方が、
「大気汚染物質の排出差し止め」と「賠償金の支払い」を求めて
国、都、自動車メーカー7社、旧首都高速道路公団を訴えたものだそうです。
なんと、平成8年の夏から始まった裁判で、解決まで11年かかったんだとか。

和解のポイントは、
都が医療費助成金制度を創立して、
都内に1年以上すむぜんそく患者の方のうち喫煙をしていないなどの条件を満たした人を支えたり、
自動車メーカーが解決金として12億円支払ったり、
国と都が連携して、道路環境対策に取り組んで大気汚染の軽減を図ったりする
ということが挙げられるそうです。

今後、植樹林の整備や、低公害車の普及促進も期待されるそうです。

現に、各自動車メーカーは低公害型の次世代ディーゼルエンジンの開発をしていて、
日産やホンダは2008年以降にはそのようなエンジン搭載の車を国内販売するそうです。

環境を気遣うことは、人間を気遣うことにもなりますよね！！

これから、そんな対策がとられていくのか楽しみです☆

今日の一エコ：大気汚染訴訟の和解を報告！
今日の一発見：次世代ディーゼルエンジンというのは、排出ガス中の有害物質をガソリンエンジン並みに減らしたものだそうです。
　　　　　　　日本では排出ガス中の有害な窒素酸化物などが問題になって「環境によくない車」とおもわれがちですが、ヨーロッパでは燃費のよさなどから「環境にいい車」と思われているそうです。
　　　　　　　つまり、ガソリンエンジンに比べて燃費効率が高く、ＣＯ２の排出量が少ないディーゼルエンジンは、有害物質さえ取り除くことができれば「環境にいい車」になれるはず！！
ハイブリッドカーに並ぶ有力な環境技術として注目もされているそうです。
色々な車が出てくるのが楽しみですね☆

2007年08月14日 16:16

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