日本の伝統
横綱朝青龍が記念すべき20回目の優勝で
幕を閉じた大相撲一月場所。
千秋楽の2日前に、キング学園「珍職探訪」の取材で
両国国技館を訪れました。
今回は「呼び出し」という仕事に焦点を当てたのですが、
詳細は2月13日発売号を読んでいただくとして、
インタビューをした場所が、まさに取り組みが
行われている館内の観戦席。
なんとも風情のある取材となりました。
周りを見渡すと、升席では取り組みを楽しみながら
力士の名前を冠した弁当を広げる、という野球やサッカーとは違った、
とても贅沢な光景が目に入りました。
この日は、取材後に打合せがあったため、
インタビュー後、そそくさと国技館を後にしましたが、
今度はプライベートで、大相撲を観に行きたいと思いました。
肉体と肉体が「バチン!」と大きな音を立てる迫力もさることながら、
館内の独特の空気感そのものが、なんともたまりません。
あきらかに非日常の空間ながら、妙な懐かしさもある。
日本人としての記憶がDNAに刻まれている、ってことなんでしょうか。
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2007年01月24日 01:51